早朝イラベラ島を発ち、再びサンタクルス島に降り立ちました
ガラパゴス諸島で最大の人口を誇るプエルト・アヨラがあるだけで、他には何も無いと思っていましたがなかなか沢山見所がある様です
では、今回何をするかと言うと、再度ガラパゴスゾウガメを観に行きます
もしかしたらすでに飽きられた方もいるかと思いますが、野生の動物を直に見ると言う経験はとても冒険的で、心に訴えかけるものがあるのです
こればかりは、実際にガラパゴス諸島へと足を運んで頂かなくては伝えようがありません
サンタクルス島へ帰って来ました
南国感たっぷりの花
野生のガラパゴスゾウガメが多数生息すると言う”El Chato(エル・チャト)”に着きました
ここはそもそもプリミシアス農場と呼ばれる農場で、草を求めてガラパゴスゾウガメが訪れるのだそうです
エル・チャト内に少し入った刹那、あちこちにガラパゴスゾウガメを見て取れます
今まで散々苦労して見ていた苦労は全く報われない程たくさんいます
綺麗な鳥もいます
何とガラパゴスゾウガメは海岸近くから山頂付近まで一日に5kmも移動するみたいです
バリバリと草を食べてます
入浴中のゾウガメさん
ここで少し、ガラパゴスゾウガメの説明をします
ガラパゴスゾウガメは生息する島やエリアによって15の亜種に分類され、現在までに4種が絶滅しています
大きな外見の違いは甲羅の形状で、「鞍型」と「ドーム型」、その間の「中間型」があります
この”鞍”を意味するスペイン語”Galapago”がガラパゴス諸島の語源になっているそうです
海賊や捕鯨船の拠点となっていた諸島からは数十万島のゾウガメが食料として乱獲されました
現在は懸命な保護・繁殖活動によって2万頭が生息しています
沼に浸かるゾウガメの群れ
エル・チャトのゾウガメは”ドーム型”です
ゾウガメは危険を感じると頭を引き込み、呼吸の摩擦音で威嚇します
指は前足が5本、後ろ足は4本あります
餌はサボテンや草、木の実などの植物全般で、消化には1~3週間程かかります
ゾウガメは代謝が低く、脂肪を代謝した代謝水を利用する事で、一年近く水無しで生きられるといいます
すごい迫力
のっそりと歩きます
エル・チャトから帰って来てからは、お土産を買ったり再度トルトゥーガ・ベイを訪れたりして過ごしました
珍しいハンマーヘッドシャークです。小さいけど
今日も陽が暮れていきます
ガラパゴス編もいよいよ次回で最終回です
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