Carhuaz→Catac
Carhuaz(カルアス)には、久々にメルカドがあったので果物を買っていきます
果物もその辺の商店にはバナナ位しか無いので、随分飢えてます
正直、どれもこれも日本なら”規格外”になるようなものばかり
まぁ、これは致し方ないですな
メルカドでは果物や野菜がいっぱい
中央の広場からはブランカ山群が顔を覗かせる
今日は舗装路、そして道路脇にはブランカ山群が見えます
しかし、つまらない
現在向かっている観光地Huraz(ワラス)への連絡路のようで、交通量も多くて全く旅情が無い
しかも、地味に上りっていうのがワロス………
温泉地Monterrey(モンテレー)をスルーして、ワラスに到着
流石に観光地だけあって、随分な規模です
最近休み無く漕いでいるので一泊しても良いかな、と思いつつ昼食だけとってワラスを去ります
真っすぐに伸びた道
高所で取れる魚Trucha(トルーチャ)のフライ。旨し
Huaraz(ワラス)の町並み。清潔感が溢れる
その後もじわじわ、ゆるゆると標高を上げます
ワラスを出てからは交通量も減って、景色もより田舎に変わっていきます
やっぱり田舎の方が余裕を持って乗れるし、時間の流れが穏やか
特にここまで、何も無くCatac(カタック)と言う小さな街に到着
地味に上り続ける
雪山の一角がちらちら
この街は、今日の大きな分岐点になる場所です
今から三たび、ウアスカラン国立公園を横断します
いよいよ頭がおかしくなったかな。流石に三度も自転車で横断するバカはいないのではないかな
ウアスカラン国立公園内でテント泊をするとs/.65(約2,400円)掛かるので、なるべく公園入口近くまで行きます
Catac(カタック)に到着。既にヘロヘロ
景色が徐々に変わり始める
露になるブランカ山群に身震いする
ルート110号に乗り換えたら、景色は一変
綺麗に刈られた山の向こうにブランカ山群が望める田舎道
ウアスカラン国立公園入口近くにレストランがあるので、そこでテントを張らせてもらおうと自転車を進めます
広大な牧草地が広がり、周囲には幾つかの小さな集落が点々としています
快晴で青かった空も徐々に赤みを帯び始めました
ここで野宿したら楽しいだろうな…予定変更
野宿します。てか、もう疲れて上れないし
広大な牧草地帯の真ん中で野宿したい欲望は抑えられない
道路から牧草地にわっしわっしと自転車を引っ張ります
数百メートル離れた所に位置を決めた時、更に奥から馬に跨がったおじさまがやって来ました
一応、許可を取ります。おじさま曰く、
「Campo es libre(草原は自由だよ)」
日本で温々育った人間からは絶対に聞けない言葉だな
ともかく、草原のど真ん中という最高のロケーションで野宿です
草原地帯を駆けるおじさま。かっこ良過ぎる
ど迫力
陽が傾き橙色の世界に遷移していく
もうね...最高
眼前に広がる星の海。満天の星が儚く瞬いています
これぞ野宿の醍醐味です。周囲に灯りは無く、ほぼ新月です
今まで何度も野宿の度に観察していましたが、ずっと天気が崩れていて見れなかったんですよね
もう、最高です。感無量
この星を上手く写真に収める撮影テクニックさえあれば、少しだけでもこの感動をおすそ分け出来るのですが…
前半戦はとても退屈でしたが、後半の急激な盛り上がりにギャップを感じた今日でした
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