2015年9月19日土曜日

35日目-36日目 2015/08/23-2015/08/24
37日目 2015/08/25 宝石の道day1
86km

トモさんと共にボリビアの町を探索したのち、今日からいよいよ”宝石の道”へ向けて走り出します
オーストラリアと北中米を走ってきた先輩”トモさん”のお陰で、安心感があります
ここから予定では8日間未舗装路の道を進むことになります
補給地点が少なく、険しい道も多々出現し、5,000m近くの峠では-20℃とも噂される極寒冷地です
不安は幾分か、チャレンジ精神はたっぷりと持って臨みます


今日から二日間は補給可能な街がある区間なので、宝石の道への準備運動だと思って走ります
舗装はされていませんが、堅く踏み固められているので問題なく走ることが出来るようです
トモさんは歴戦の猛者だけあって、物凄い速度で走り抜けていきます
僕より重い荷物を背負っているのにも関わらず、全く追いつけません
ペルーのリマからほぼ休みなく走ってきて体力には自信があったのですが、歯が立ちません
”今後、足手まといになるかも知れない”という新たな不安が湧いてきました


今日から二人での旅が始まります

頼りになる後ろ姿です


道路は緩やかなアップダウンを繰り返すだけで、景色もいまいちパッとしません
斜め前からずっとピューピューと風が吹き付けてきて進まないし、走っていて全然面白くありません
夕方から更に風の勢いは増してイライラと共に疲れも吹き出してきました
初日は楽勝と高を括っていましたが、僕もトモさんも既にフラフラです


トモさんが早すぎて追いつけません

こんな乾燥地帯を走っています

途中にあった”Vila Vila(ビラ・ビラ)”という町。すごい名前


4時過ぎに目標だった”San Cristobal(サン・クリストバル)”に到着しました
石造りの教会が目を引くアルマス広場にメルカドもあって、なかなか雰囲気のある街です
街中では女学生に話をかけられ、写真もせがまれます
トモさんと一緒になってからこういう機会が増えていて、トモさんの人徳が伺い知れます
僕は南米の人間が苦手なのですが、そういう雰囲気を醸し出しているのかも知れません

この後の予定を会議していると、一人の男性が話しかけてきて「良かったら寝れるところを紹介するよ」とお誘い頂きました
この街で働くスペイン人”ハイメ”が暮らす、小さな家の裏にテントを張らせていただきました
疲れて切っていたので、本当にありがたいです


疲労困憊の中フィニッシュ!

石造りの教会が特徴的でした

なぜかゴミ箱には”ウユニ”と書いてあります


ウユニで調達した食料の節約のため、メルカドでエネルギー補給です
暖かいスープが身にしみます。疲れてお腹が空いていたので尚更美味しく感じます
僕の聞き違いでスープは別料金であることが判明しましたが、なんとご好意でスープ代は無料にしてもらいました
ありがたやありがたや、、感謝しなければなりません
予想外の疲労困憊でしたが、心も体もあったかくなった1日でした


豆のカレーみたいで優しいお味です

家の裏のスペースをお借りできました

裏庭においてあった人形が不気味すぎる、、


最後に、、、


今日も全てにありがとう

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