34日目 2015/08/22
60km
昨日1日トモさんを待つためにウユニに滞在しましたが、遂にお目にかかることが出来ませんでした
とても残念ですが、今日から”宝石の道”へと向かうことにします
しばらくはあまり自由の利かない日々が続くので、気合いを入れて臨みます
メルカドで食料を確保して、進路を北へと向けます
まずはウユニ塩湖を目指します
地味な上り坂と地味な向かい風、一度通った道を逆走していますがモチベーションはいい状態を保っています
今後1週間以上未舗装路を走ることになるなんて、何か不思議な気分です
2時間近く走って、ウユニ塩湖の玄関口となる¨Colchani(コルチャニ)¨に到着しました
まっすぐに伸びる未舗装路を進んでいくと、白い世界が広がっていました
見渡す限り真っ白なわけですが、これの全てが”塩”だと言うのですから凄いですね
メルカドでウユニ村最後の買い出しです
舗装路だけど地味に辛いです
コルチャニに到着しました
”鏡張り”で有名なウユニ塩湖ですが、乾季と言うこともあってからっからです
ツアーの車が多く通る箇所は、ほぼ舗装路のように走ることが出来ます
六角形に区切られた模様が永遠と続いています
今日はコルチャニから西側、塩湖のほぼ中心に位置する¨Isla de Incahuasi(インカウアシ島)¨へ向かうのですが、何せ道路なんかないフリーダムな走行になるので心配です
とりあえずは、車の轍に沿って何となく走ってみることにします
ウユニ塩湖の入り口には追悼の石碑が立っています。そこには日本人の名前が、、
塩の山
塩湖内はからっからです。ちょっと凸凹ですが普通に走れます
六角形が永遠に繋がっています。塩の結晶構造が原因ですかね
最初こそ楽しく走っていましたが、鏡張りもなくずっと同じような景色が続くのですぐに飽きてしまいます
塩湖内はほぼ平坦な上、目標物がまるでないので全く進んでいる感覚がありません
しばらく走っていると、塩のホテルが見えてきました
ここのホテルは外装はもちろんのこと、テーブルや椅子まで”塩”で出来ているんだそうです
そのホテルの脇には、たくさんの国旗が掲げられていて、如何にウユニ塩湖へと様々な国から観光客が訪れていることが分かります
ただ、日本の国旗は見当たりませんでした
左の像を初めて見た時イスラム国に関係あるのかと思って怖かったです
日本の旗はありませんでした
このレンガみたいなのも塩で出来ています
塩のホテルを後にして先へと進みます
島の面影も見えないので、前へと伸びる轍を見ながら針路を確認します
すると、横からヌゥっと黒い影が近づいてきます
その影が自分と同じような格好であることよりも、その影の正体に驚きました
トモさん!!
ペルーのリマでお会いしたトモさんとウユニ塩湖内でばったりと遭遇したのです
このただだだっ広い場所で会えたのは奇跡的とも言えるのではないでしょうか
塩のホテルでとある夫婦の長い質問攻めに合わなければ、僕たちはきっと知らずに通り過ぎていたでしょう
トモさんと
こんな感じで普段走っているみたいです
男は背中で語ります
これまでの旅の話に花を咲かせ、お互いに写真を撮り合いっこなんてしていたらあっという間に時間は過ぎて行きました
もうすでに、今日中にはインカウアシ島に着くには厳しい距離です
この時には”一緒に宝石の道を走ろう”とお互いの気持ちが固まりつつあったので、ウユニ観光は終わりにして一緒にウユニの村へと帰ることにしました
実は、雨季にウユニ塩湖は訪れていたので、それほどこだわりがなかったというのも一つの理由です
折角なので、雨季のウユニ塩湖の写真を並べておきます
雨季はもう入り口から水で溢れてました
これが鏡張りです
刻々と変わる色合いが美しいです
夕暮れのウユニは最高です
天の川も肉眼で見えるほど
ウユニの村でトモさんと再会の祝杯をあげ、夜は更けていきます
数日ウユニに滞在したのち、一緒に宝石の道へと挑戦したいと思います
もうしばらくお待ち下さい
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