2015年8月2日日曜日

8日目 2015/07/27 Mon
44km

6時半にはテントを収容し始め、7時には出発します
今日は昨日の二の舞を舞わないよう大量に食料を買い込みました
レストランのおばちゃん情報によると88km地点、ここから44km先にレストランがあるとのこと
そしてここからは坂がもっと緩いというありがたい情報も得ることが出来ました
それにしても、朝の4時からニワトリが奇声を挙げ続けていたのでよく寝れませんでした


昨日上ってきた山にはうっすらと雲の絨毯が掛かっています

今日も上っております

相変わらず乾燥した大地


分かっているけれど、ずーっと上りです
確かに勾配の緩やかな道路も結構あるんですが、上りには変わりありません
でも、いつでも野宿が出来て食欲を満たすことが出来る状況は、安心感が違います
相変わらずここらの空気は非常に乾いていて、呼吸が激しくなるとすぐに喉がカラカラです
お腹はたぷたぷになっても、水を口に含みたくなってしまいます


暑い上に乾燥している

石を重ねたアートが並んでいます


九十九折のように一気に山を駆け上がるのでなく、山の間を縫うように徐々に標高を上げるので景色は横方向の変化しかありません
景色の代わり映えもないので、無心でただ走ります
途中幾つかの下りにも助けられながら、距離を伸ばし続けます




35kmほど走ったあたりで”Pampa Galera(パンパ・ガレラ)”という国立公園に入りました
道路の両脇に広がる漠々とした草原に動物たちを散見できます
基本的にはVicuña(ビクーニャ)が生息しているようです
ビクーニャはラクダ科の哺乳類で、アルプスの3,000m~4,000mの高地に分布しています
高級毛織物の材料とされているようです
そういえば、すでに4,000mを越えています
薬の甲斐あってか高山病に悩まされることなく順調に来ております


じぃー

ビクーニャの群れです。みんな同じ方向を向いています

真っ直ぐなゆったりした上りです

枯れ草色で覆い尽くされた大地

ビクーニャ横断注意。今後でてくる国があるだろうか、、


長い長い直線を越え、44km走った88km地点に”Galera(ガレラ)”の街がありました
まだ午後2時だけれど今日はここでストップして、明日は山岳の街”Puquio(プキオ)”を目指します
ガレラの街に何か立派な建物が建っており、どうやら国立公園の施設みたいです
宿泊交渉も無事に済んだどころか、部屋まであてがって頂きました


田舎に現れたちょっと立派な建物。夕方から職員はバレーボールに勤しむ

タダで泊まらせて頂いたお部屋


今日は早めに静養して、明日に備えます
明日はまずは大きな峠越えになります

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