再出発30日目 南米ボリビア -未舗装路の馬鹿野郎-

30日目　2015/08/18

115km

先日の風は既に止んで、青い空を覗かせています

ウユニまではあと130kmほどです

この後は舗装路らしいので、夜まで漕げば着く可能性大です

すみません、前言撤回です。今日の到着は無理です

強制的に未舗装路を走らされます

左側が舗装路、右側が未舗装路。当然左側を走ります

綺麗な景色が広がってます

残念なことに未舗装路の方が旅情があるんですよね

アルパカの水浴びです。うーん、ワイルド

いつも通りのただだだっ広い景色なのですが、今日は何だか違います

自然の大きさというか、走っていて少し爽快感があります

ひんやりとした風が抜け、気温も丁度いいです

大量のアルパカと羊 

低木がびっしり敷き詰められています

赤土に枯れ草、青い空が綺麗です

未舗装路が出現する度にガクッと速度が落ち、ドッと疲れが蓄積します

何故か今日は遠慮しちゃって未舗装路をだらだら走っていましたが、もう辛抱堪らんので看板を無視して工事中の道路を走ります

怒られたらそれはその時と思ってましたが、作業中のおっちゃんも「アミーゴ！」とか言うのでまったく問題なさそうです
ここを全部未舗装路で進むことになっていたら、きっと大分参っていただろうと思います

通しまいとする砂山も自転車なら軽々越えられます

綺麗です

この上り坂がものすごくキツかったです

途中、鉄道沿いの街で買い物を済ませたからいいものの、本当に過疎地帯です

舗装路であれば数十キロの街間は問題になりませんが、舗装路であればそれは気の遠くなるような距離になります

今日の晩御飯に気を取られて、日中のご飯を買うのを忘れてしまいました

途中から低血糖症でしょうか、手先が痺れて意識が朦朧とします

小さな集落が今はオアシスに見えます

左側に見えるのは”塩のホテル”でしょうか

気合いだけで走ります

5時過ぎ、陽が暮れてきたと思ったらあっという間に暗闇になってしまいました

見えていたのに結局ウユニに着けないというオチです

手前の小さな街でおやつを買って、鉄道脇に野宿です

やばいです。今日も陽が暮れてきました

いつもの夕暮れ

予想外の神風や頻発するパンク、未舗装路に苦労して思ったより時間がかかっていますが、明日はウユニ村に到着します

皆様、きっとウユニ塩湖を期待しているのでしょうが、僕はウユニ塩湖はただの通過点です

本当の目的は、その先の道にあります

それでは、おやすみなさい