2015年8月24日月曜日

26日目 2015/08/14
129km

ボリビア時間の朝6時に起床して今日の天候を覗いています
雲が散り散りになっていて、星の瞬きが見えます
やっと天候が回復してきた模様です
ただ、まだまだ夜は開けません
それもそのはずで、ペルーの夜明けは6時ちょっと前なのに1時間時差が発生しているからです
時計をボリビア時間に設定しても、実際のところはペルーの変わりありません


キンっと冷え込んでいますが、太陽が出ています

朝早くからトラックやら人やらが船で移動しています


さて、今日はボリビアの首都”La Paz(ラ・パス)”を目指します
距離にして113kmですが、ほぼ平坦なので余裕でしょう
昨晩考えてみて気付いたのですが、ラ・パスへ行くにはこの街から出ている船に乗らないとダメなのではないかと、、、
案の定、船を使わないと行けないみたいです
まさかこんなところで船に乗るとは思ってなかったので、全然気付きませんでした
船待ちの間に名物の”Salteña(サルテーニャ)”を頂きます
一つ3ボリビアーノ(約54円)で、サクサクの生地の中にはじゃがいもやチーズなどが入っていてなかなか美味しいです


これがサルテーニャです

対岸の街に到着しました


対岸の待ちに渡る為の運賃は2ボリビーアーノ(約36円)ですが、自転車分5ボリビーアーノ追加徴収されました
そんな少ない運賃をチマチマ取らないでも橋を架けたら良いのにと思ったりします
対岸に渡って、ラ・パスへと漕ぎだします
雲がまだ残っているものの、陽も出ていて久々に気持ち良く走れます
太陽信仰へと改宗しそうです。無宗教ですけど、、


綺麗な綺麗なティティカカ湖

晴れてティティカカ湖の魅力が存分に発揮されています



今までどんよりした雲のせいで魅力がなかったティティカカ湖も、今日は青々として非常に綺麗です
何度も立ち止まってはシャッターを切りたくなります
ティティカカ湖に沿って走っていたやたら面倒なアップダウンを抜け、内陸部へと入っていきます
視界が一気に開けて、目の前には雪山のパノラマが広がります


アップダウンがなかなか面倒です

分かりにくいですが、左から右まで全部雪山です

すごい景色です


ラ・パスまで50km地点で小休憩を挟みます
小腹が空いたので買い物をするわけですが、新しい国に入ると何でも新鮮でいつもお買い物が楽しみです
風も強く吹いていて、日陰だとかなり冷え込みます
最近は誰と話しても「寒いね」が定番となっているほどです


安いけれどなかなか美味です

だだっ広い野原にまっすぐに伸びる道路に多少飽きてきます



道はほぼ平坦な単調な道ですが、時折登場する未舗装路が非常にやっかいです
チョコレートをぶちまけたような凸凹な道に何度も躓きます


ぐっしゃぐしゃででっこぼこの悪路

車輪の跡は先達のものでしょうか


ラ・パス20km手前から続く街を迷いながら走っていると、遂に街並みが見えてきました
周りを雪山に囲まれ、すり鉢状になった地形にびっしりと茶色の家が並んでいます
ラ・パスには特に用は無いし、この蟻地獄からまた這い出るのがとても億劫なのでスルーします
ラ・パス周辺でWi-Fi付きのホテルを探すも、安いホテルでは付いていないようです
徐々に街から離れつつ聞いて回るもやはり見つかりません
そうこうしているうちにどんどんラ・パスから離れてしまって、遂には田舎になってしましました


El Alto(エル・アルト)地区はすごい混みようです

茶色の家がぎっしりです


もう足は疲れたし、お尻は痛いしどこか早く泊まりたいのですが、ホテルが全然ありません
行けども行けどもホテルはなく、ホテルどころかレストランも何もありません
途中ブリザードにも逢い、震えながら走っていると料金所です
そばにあったレストランで晩御飯を食べ、無事に宿泊交渉も完了


また現れる暗雲

この先に街があるんでしょうか

鳥のフライ。美味しいけど、そこまででもない


嗚呼、そろそろネットを使いたいのですが、、、

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