2015年8月23日日曜日

25日目 2015/08/13
80km

今日は遂にペルーを出国し、ボリビアに入国します
ペルー最後の野宿も襲われること無く、また雨に降られることも無く終わり、ホッとした気分で出発します
ただ空模様が非常に怪しく、分厚く暗い雲が漂っています
太陽が出ていないと本当に寒くて、ウインドブレーカーにアウターを着て丁度いいくらいです
下もヒートテックと長ズボンが必須になってます


雲がどんより。降られなくて良かったです

船がたくさん係留されています

いやぁー寒いはずです。同じ標高に雪山ですから


そんな寒空の中でも、地元住民はボートをティティカカ湖へと走らせています
ティティカカ湖を見ながら漕ぎ進み、ペルー最後の街”Yunguyo(ジュングゥヨ)”を抜けると国境が見えてきました
さて、ペルー出国に当たり懸念事項があります
実は、、


オーバーステイしてます


それも一ヶ月以上オーバーしています
イミグレーションオフィスに行くと、オーバーステイした日にち×1USドルを徴収されました
他の旅人さんに聞いていた通りで安心しました
僕は38日オーバーだったので、US$38をペルー政府に収めることになりました
ジュングゥヨへと数キロ戻って銀行へ徴収分を払って、地味に辛い上り坂を再び登って、無事にペルー出国

次の国ボリビアでは「ごはんが美味しくない」と評判なので、最後に余ったヌエボソルでペルー料理を味わっておきます


この先が国境みたいです。露店がいっぱい並んでいます

ペルーのシンボル。記念撮影もしっかりと

これがオーバーステイしたペナルティとして渡される紙切れです

ペルー最後のロモ・サルタードです


続くボリビアのイミグレーションオフィスでは、自転車旅行者と言うことでゴリ押しして最大日数90日をゲットしました
自転車で国境を越えるのは久々で少し新鮮な気分です
まぁ、国境を越えても家のボロさや言語、宗教も人種もほとんど変化はありません
貨幣が”ヌエボソル”から”ボリビアーノ”へと変わったので、日本への変換がまだいまいちなれません

※2015.08.13時点で1ボリビアーノ≒18円 レートが半端なので計算が面倒です

国境から8kmほどで観光地”Copacabana(コパカバーナ)”に到着しました
非常に豪勢で大きな教会と華やかな装飾品が並べられた広場はとても綺麗でした
”普通”はここに滞在する人が大半と思いますが、まだ今日は40kmくらいしか走ってないので先を急ぎます
プーノもコパカバーナも、ティティカカ湖に浮かぶ島への起点となる街ですが、僕は興味ありません
興味が無くても”有名だから”という理由で行くのが、観光ってヤツなのかもしれませんが、、


白を貴重としてモザイクの色彩が美しい、ペルーにはなかった教会です

様々な装飾品が売られています


コパカバーナを抜けると山道になります
今日はずっと雨がポツポツ降っては止んで、非常に苦しい走行です
身体は暖かくても手先足先が温まらず、ずっとかじかんだ状態が続いています
汗を掻いた後はすぐに身体が冷えるので、熱平衡を保つためにアウターを着たり脱いだり着たり脱いだり、、


ボリビアの首都ラ・パスまで100km以上あります

コパカバーナを見下ろします。はい、上っています

これが湖だとはまだ信じられません


峠を越えたと思ったら後ろに大ボスが控えていました
上りでスピードが出ないのに吹雪いてきて”辛い”というより”面倒くさい”って感じです
雪が降っている中を長い上りで「一体何やってるんだろ」という気持ちでいっぱいです
当たり前ですが、走っていてひとつも面白くありません


もう見た目が寒すぎるんですけど、このあと吹雪きます


今日はずっと雨やら雪やらに降られた上、一向に天候が好転する兆しがありません
こんな中で野宿は絶対に嫌なので、早くホテルに入って休みたいです
走っている途中で会ったペルー人に「ボリビアはペルーより1時間時差があるよ」と教えられショック

出来るだけ早く進んでおきたいのに更なる重圧を受けてしまいました
夕方4時くらいになって”San Pedro de Taquina(サンペドロ・デ・タキーナ)”という街に着きました
明日到着予定の¨La Paz(ラ・パス)¨まで100kmちょっとなので、今日は少し短いけれどここでストップします
身体が冷えて仕方ないですし、、


ティティカカ湖を見ながら走りますが、とにかく寒いです


しかしここからちょっと色々難儀なボリビアです
レストランではペルーでも食べれたトゥルーチャしかない上に、25ボリビアーノ(約450)とボッタクられ、、、
街にある二つのホテルは人がおらず、警察署にも誰もいないし、、、途方にくれます
そのうちに雨が本格的に降り出してしまい、ただホテルの軒先でボーッとするしかありません
18時をまわったころにようやくホテルの人が帰ってきて、無事に泊まることが出来ました
ボロッボロの建屋の中に、ベッドを置いただけの殺風景な部屋です。トイレも付いてないという始末
料金は20ボリビアーノ(約540円)なので、まぁよしとしましょう


あの町娘ボリやがったな、、ボリビアだけに、、

雨がしとしとと降ってます。惨め

コンセントもない殺風景な部屋です


なんか初日から色々やられたボリビアでした
さぁ、明日は朝から走ってボリビアの首都ラ・パスを目指します

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