2015年8月20日木曜日

22日目 2015/08/10
133km

今日は峠を軽く超え、下りの後はずーっと平坦なので久々に遅く出発します
料金所の警察官の方がとっても優しくしてくれて、なんだか心が痛みます
だって、僕はペルー人が嫌いですから、、

5kmほどで峠越えを果たします
標高は4,338mなので大したことないのに、看板が立っています
どうやらここが分水領となっているようです
雪をかぶった山も見え、なかなかの景観です


こういう看板があると達成感もひとしおです




坂を下るとだだっ広い黄金色の牧草地帯が広がっています
こんな標高に住む人たちに驚きを隠せないですが、このあたり一帯がこんな標高なので仕方ないのですね
あまりにも平坦なのでここが4,000mを超える場所であることを忘れてしまいます


ちょっと見上げれば雪山。そんな標高です

今日も線路が追いかけてきます


久々の平坦路に懐かしい疾走感を覚えます
お尻が痛いことを除けば永遠に走っていられるくらいの気分です
因みに、海抜0mに対し60%の酸素濃度だそうです
c風を切ってびゅんびゅんと飛ばしていると、奇異な集団が前に見えてきました
昨日に引き続きチャリダーの登場です
オーストラリア人のグループみたいですが、その姿と言ったら随分と歳を重ねているように見えます
この通り、自転車旅行は幅広い年齢層に可能な手段ということが分かります
僕は基本的に毎日一生懸命漕ぎますし、野宿もしょっちゅうします
でも、距離を測りながら毎日ホテルで過ごし、毎晩乾杯しながらゆったり回るスタイルだって可能なのです
こうした人たちとの出会いは色々と勇気をもらえますね
この後も3人のチャリダーと会いましたが、だんだん面倒になって素通りしちゃいました


茫々とした大地

オーストラリア3人組

ペルーレール。急いでシャッターを切ります

アルパカ渋滞です

金色の大地が広がります


彼らとお別れをしてまた退屈な平坦路を走り、、、いや、割と退屈ではありません
鉄道が道路を追いかけるように走り、雲ひとつない透き通った青空が広がり、太陽の光にきらめくビー玉色の川が流れています
追い風ブーストもあってぐんぐん距離を伸ばします
ペルー最後の大きな街”Puno(プーノ)”まで少しでも距離を稼いでおきます
途中”Pucara(プカラ)”という街で買い出しをしたのですが、何かなんでもボッタクられている気がしたのでサッと離れます
平坦だしまだ時間はあるし、途中の集落で買えばいいや、、、


川と牧草地帯の色のコントラストが素敵です




次の目的地プーノまであと1日の距離


と思ったら街がないです
今までは5km毎に集落があったのに、ここに来て過疎トラップです
ちょっとひもじいですがご飯は食べられるので、その辺の原っぱで野宿です
夜、テントから顔を出すと満天の星空が空を埋め尽くしていました
まぁ、標高が高くなってからずっとこんな調子だったのですが、久々に星空撮影してみました
別にウユニ塩湖じゃなくても綺麗な夜空はみれますよ


陽が暮れてきたけれど街がない過疎地帯突入

レストラン遠すぎる

天の川が肉眼で見れます



あぁ、おやつが欲しいな

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