2015年3月22日日曜日

さて、今はガラパゴス諸島西側のイサベラ島に来ています
今回はあまり知られていないと思われるガラパゴスの姿をお見せしようと思います


やっぱりかわいいアシカさん家族。完全に病み付き


僕がガラパゴス諸島に想像していたものは海洋に浮かぶ””の姿でした
しかし、以前述べた通りガラパゴス諸島は火山活動によって生まれた島です
即ち、ガラパゴス諸島のルーツは”火山”なのです


早朝、ツアー会社から出る日本が誇る四輪駆動車ランドクルーザーで”Volcan Sierra Negra(シエラ・ネグラ火山)”へと向かいます
シエラ・ネグラ火山は、今からおよそ53万年前に噴出しイサベラ東南部の陸地を形成した標高1,490mの活火山で、約10kmものカルデラを持っています
さて、数十分車に揺られ下ろされたところは、、、土砂降りの山の中でした
霧中のぬかるんだ道を、全員下を向きながらほとんど言を発さず歩き続けます


来なければよかった、、、


そんな事を頭にぼんやり浮かべ始め、誰もが不満を持っている様でした


この赤い鳥、実は結構珍しいみたいです。ベニタイランチョウという名前

雨露に濡れる草花


霧が掛かっていてほとんど景色なんて見れません


そんな折、ガイドは時計を見やり「10時になったら晴れるよ」と言う
神や孔明じゃあるまいし、、と訝しんでいると見る間に雨が止み、霧が晴れていきます
そこに見えたものは視界に収まらない程広く開いた火口でした


来て良かった、、、


前言撤回です
ここで僕の心の中にも、漠然とした趣向の霧が去った気がしました


自然は地球を感じさせてくれる
探していたのはいるのはそんな景色だ


霧が徐々に晴れていきます。神ガイド

ずっと向こうまでが火口です。大きさがうまく伝わらないのがもどかしいです


帰りはもっと晴れていて、火口の全貌が露になりました

うーん、自然は偉大ですね


火口の景色に後ろ髪を引かれながら山中を暫く歩いていると、景色が徐々に乾いた景色へと遷移します
ガラパゴス諸島を形成する火山岩が表出し、おどろおどろしい景色が広がっています


乾いた大地に伸びるサボテン。サボテンとか植物界最強かも知れない

結構辛くなって来ました

やっぱりモノクロ写真はかっこいいです

ごつごつした溶岩の景色

写真を撮り過ぎてグループから完全に離脱

この辺り一体が溶岩で覆われています

うーん、まさしく溶岩です


鬼が島とかこんな気がします

地球は美しい


どうでしょうか?ガラパゴスのイメージが変わりましたか?
ガラパゴスは海だけで無く、山の景色も壮観なのです


女子カメラ部風


何とシエラ・ネグラのストリートビューがありました↓

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