2015年3月11日水曜日

”3月11日”、この日が近付くと心が疼き、暗い気持ちになります
もうこんな気持ちを抱くのは四回目になりました
薄いディスプレイから思い出したくもない映像や写真が、心へと飛んできます


東日本大震災




日本周辺における観測史上最大の地震が発生し、死者・行方不明者約18,500人の被害を出しました
私の実家へも津波が押し寄せ、たくさんのものが流れていきました

東日本大震災は、私にとって忌まわしき記憶であり、旅を後押しするきっかけにもなった事柄でした
漠然と世界へ飛び出す用意をしていたものの、まだ心が決まっていなかった僕に与えた衝撃は計り知れないものでした
目の前に広がる凄惨な光景に声も涙も出ず、ただその場に立ち尽くしていたのを覚えています




私用が済み、友達の車に揺られ転勤先の山梨県へ帰る最中、僕はこの旅を始める決意をしました
人生とはとても儚く、あっという間に圧倒的な不可抗力によって奪われる事があるのだと、痛い程理解したからです


坂本龍馬の名言(史実には残っていないらしいけど)

男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりに死にたい

僕も龍馬ほどでは無くとも、人生悔いの無い様に駆け抜けたいと思います
割とありふれたきっかけではありますが、この震災でどれだけ多くの人間が大きく変わったのでしょうか


最後に、この未曾有の災害を忘れる事無く後世に伝えていくのは、震災を経験した我々の責務です
学び、改善し、生まれて来る子供達には負の遺産を残さない様努力していきましょう

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