Pachapaqui→Cajacay
朝、昨日パンクしていた前輪のタイヤを修理します
スペアで持っていたチューブがまさかの英式バルブ…朝から凄く驚きました
自転車屋さんも無いし、何とかパッチをあてて修復します
スペアチューブ二本とも英式バルブ。終わった
今日で山岳地帯を終えます
一路海岸線へ向かいます
さて、先ずは最後の峠を越えに行きましょう
滝
既にずいぶんと標高を上げていたけれど、割と上り坂が続きます
でも、それもあともう少し…そう思うと力が湧いてきます
上り
写真左側の低い所を越えて行く
目の前の山を越えると、漠々とした草原が広がっています
風が足かせを外した様に、縦横無尽に吹き荒れています
進まない、下りなのに全然進まない。風は自転車旅行者の天敵です
奥にはConococha(コノコチャ)湖が見えます
風で湖面が激しく揺れています
鳥も一方向にしか飛べず、やきもきしているようです
風がびゅーびゅー吹いて前に進めません
レストランのメニューがどれも本当に高いです
標高4,000mのこの地では、全てが貴重なものになるようだ
でも、今日で物価の高い山岳も今日で終わりです
レストランと商店が数件並ぶだけの小さな街
いつもはメインに付いてくるだけのスープが240円位する。もうやだ山岳
アルファポヨとか言う郷土菓子。少しぼそぼそしているけどなかなか美味しい
街を抜けて3km。遂に峠を越えます
現在、標高は4,000m。海抜約0mのパンアメリカンハイウェイまで下ります
暫く山岳地帯を離れる事になります
ペルーに入って以来ずっと山岳地帯を走り続け、嫌気がさす程に沢山の山を上ってきました
しかしながら、いざ離れるとなった時、急に後悔の念が台風の様に押し寄せて来ました
未練がましく、何度も後ろを振り返っては今目の前にある景色を頭に焼き付けようとしました
下りながら今まで必死に築いて来た自分の頑張りが崩れていくような気がして、何か途方も無い喪失感が湧いてくる
僕の中でペルーの旅がひとつ終わった
ペルー入国以来走って来た山岳地帯を離れる。分岐路は恐ろしい程旅情に溢れた道だった
ここから海抜0mまでひたすら下る
下り道がひたすら続いている
崩落が相次いでいる山の下にある絶体絶命の家
今日は大して走っていないけれど、Cajacay(カハカイ)と言う街でストップ
一つ考えが浮かんだのです…
ホットシャワー有り、清潔、広い、安い、素晴らしいお宿
一つの思惑の答えは明日のブログで
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