San Marcos→Terminar de Mitsubishi
無駄に一泊したサンマルコスを去ります
早朝五時頃、内装工事だか何だか分からないけど、ガンガンうるさくて目が覚めます
中南米では時間帯に関係なく、自分たちがやりたい時にやりたい事をやるからまるで秩序が無い
標高3,000m
サンマルコスからは綺麗な舗装路。”i Peru”の情報だと未舗装路だけれど、嬉しい誤算
と思ったら、すぐさま未舗装路に変わります。なんだそら
やけに勾配キツくて、なかなか厳しい道のりです
未舗装路現れる
目の前に現れた九十九折りにげんなりしつつも、無事峠越えです
峠からは雪を冠ったブランカ山群が見えます
最近は、チャカスからウアンカスまでの景色が強烈過ぎて、他の景色に無感動になってます
横の細い線が道路。4往復以上ある
思えば随分遠くまで来たもんだ
一つ目の峠を超える
峠を越えたと思いきや、先はまだまだ上りでした
やる気が失せたので休憩してたら雹からの雨。そして泥道
泥道だけは勘弁して欲しい。泥除けの間に砂が詰まって走行不能になるから…
行けども行けども続く上り坂。既に標高を1,300m位上げました
もう足が疲れて動かないので押して進みます。何でこう勾配が急なのかな
押しまくって下りに変わりました。疲れた
下りた所の作業員のお兄ちゃんに、ここで寝て良いか聞くと
「自転車で1時間半位先にテ○△レスがあって、暖かいお湯もあるし、そこで寝れるよ」
みたいな事を言います。もう正直、時間も遅いし疲れたからここで寝たいんだけど…
お兄ちゃんが言っていた事を頭で反芻していると、もしかしてあの”ごにょごにょ”は…Termales(温泉)？暖かいお湯って言ってたしな…行くしか無い
疲れた身体を奮い立たせて進みます
ドロドロ道に苦戦し、最終的にはタイヤ外して掃除して、気付けば辺りは真っ暗
行けども行けども上り坂
土砂を積み上げた人口の山。写真真ん中に見えるのは作業者。凄い規模です
あ、温泉じゃなくてTerminal(ターミナル)か。いや、ここ寝れないっしょ
道の先に民家らしき灯りが見えたので、そこに全ての希望を託して歩きます
無事、テントを張らせてもらえることになりました。助かった
何とここは、日本が誇る”三菱重工”さんのターミナル側の休憩所みたいです
ご飯も御馳走になって、有り難い事この上ありません
急に現れた日本人を暖かく迎えて下さって、本当に助かりました
三菱重工で働いているペール人の皆様
三菱重工のターミナル
八時半から七時まで走ってて、僅か50km程度とは…酷過ぎる
兎に角疲れたので、さっさと寝ます
発電機の音が気になって全然寝付けない…
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