449日目 南米ペルー -民芸品の街チャカス-

Chacas 40km手前→Chacas 

五時半テント収容完了。

6時半自転車の掃除完了。

ブレーキの整備…が上手く行かない…フロントのブレーキがおかしいです

これは腰を据えて、復旧しないと駄目そうだ

今日はChacas(チャカス)まで行って、整備することにします

また一日、予定がズレていく…

泥除けにびっしり詰まった泥。ガチガチに固まっている

霧が晴れてほんの一瞬だけ姿を現す

ブレーキが効かないので押していきます

これだけ重量があると、下りの勢いを殺すのが大変です

いっそ上りの方が良いくらいだ

途中から上り調子になってきた

昨日あれだけ上ったのにまだ上るのかよ、って思うけど押して進まないだけまし

途中避けられない泥ゾーンを抜ける度に、泥を搔き出す作業が鬱陶しい

Acochaca(アコチャカ)と言う街で24時間以上振りに固形物を摂取

この街の名前を見て思い出したんですけど、チャカス行きの道は二つあって、

僕が進んだ道は”距離は短いが、無駄に山を越える道”、もう一方は”距離は短いが基本的に下り”

知ってたのに…実は、距離だって大して差がない。判断ミス

でも、嬉しい事にここからは舗装路。君を待っていたよ

久々の舗装路に感動

 向こうの山から来ました

 不気味な雰囲気を醸す雪山がこちらを覗いている

舗装路だけど勾配はなかなか急です

ペルーの上りは緩やか、って思ってたけど考えてみたら緩かった区間なんてほんの僅か

幹線道路以外は今までと変わらず、って感じですね

700mほど上ってチャカスに到着

チャカスは観光地と聞いていたので、もっと大きなイメージでしたが意外とこじんまりとしている

でも、この”こじんまり感”がとても心地いいです

何でもチャカスは、木彫りの民芸品何かが有名な街らしいです

まぁ、1gでも軽くしようと努力している自転車旅行者からしたら、民芸品とかどうでもいいんですけど

チャカスに到着。標高差700mを超えた

お昼ご飯の定番Arroz Chaufa(アロス・チャウファ)

広場にある彫刻

木製の装飾が施された建物

街の看板も木製

アイス37円也

雨上がりに虹が街を彩る

自転車の整備はすんなり終了。なぜこんな事を今まで本気でやらなかったのか…

今まで買いそびれていたサイコンの電池も買えて、準備万端

で、これからのルートですが、色々悩みます

1.未舗装路、寒冷地、アップダウン、ど田舎、しかし絶景の山岳地帯。

お昼ご飯を食べたお店で勧められた山岳の新ルートも

2.舗装路、平坦路、温暖、都市がたくさん、山岳には劣る?景色の沿岸地帯

体調不良や未舗装路などなどに苦しめられて、当初の予定よりかなり遅れているのも事実

沿岸沿いに出れば一日100kmは漕げそうだ。山岳地帯は未舗装路の状態や上りの標高差によっては全然距離を稼げません

大体、九十九折りの箇所なんか距離はあっても全然南に進んでないしね

どうしよう…