2014年12月3日水曜日

Cajamarca→San Marcos 

遂に再出発します
正直、まだ身体もだるいしもう何日か静養してから出発したいのですが、そうもいきません
重い腰を上げて、長居してしまったカハマルカを離れます
結局、カハマルカには五日もいたんですね

これからのルートですが、とりあえず南に下ってある””に向かいます
その””は、世界一美しいとも評される”ウアスカラン
最高到達点も更新する程標高が高く、きっと雪の冠を被っているでしょう

まずは、カハマルカの街を抜けます
自転車は重く感じないけど、力が湧かない
坂はまだ緩いのでとりあえずペダルを回せるのがありがたい
エクアドルなら歯を食い縛らないと上れない坂も多く、”気合い”が必要です
ペルー人の道の造り方だけは褒め称えたい

川沿いの道を通ります


振り返ればアンデスの山が待っています。綺麗 


そう言えば、ペルーに入ってから時々”Gringo(グリンゴ)”と呼ばれます
これは元々、アメリカ人に対する蔑称です(辞書にもしっかりと記載されている)
聞いた話では、”緑”色の軍服を着た兵士に対して向こうへ行け、即ち「Green Go!」から来た言葉みたいです
今では何の躊躇いも無しに欧米人に対して使われています。僕は、この言葉も嫌いです
そもそも、何故誰かを呼ぶのに国名を持ち出すのかが理解出来ない
それは明らかに自分の国との区別を敢えて誇張する行為です(国名を持ち出す時点で、相手がどの地域の人種か判別出来ている)
失礼に当たらない呼び掛けは当然あって、Senior, Hoven, Chico, Amigoなど
今日も、ぼくはいらいらしています


峠付近はカハマルカのクンベ・マヨっぽい

ユルっとした上り坂を進む

曇天


お昼過ぎまでに距離40km弱, 獲得標高860m
この後20km下れば”San Marcos(サン マルコス)”と言う街に着きます
まぁ、病み上がりだし今日は早めに切り上げて、明日に備える事にしました


風が強い。木々が風に流されみんな仲良く同じ方行為を向いています




耕作用の牛。休みの間も”対”にされていて、可哀想だ

田畑が広がっている


下って下ってサンマルコスの街が見えました
すぐにオスペダヘ(ホテル、ホステルと同じ)も見つけて投宿
自転車のメンテナンス等をしたりして、ゆっくりと午後を過ごします
オスペダへ近くの安くて量のあるレストランで昼、夜とお世話になりました


下った所にサンマルコスの街が見えます。相変わらずの盆地

メインの前に出されるスープ

メインは鶏肉。肉と言ったら鶏肉な中南米



最近思うのですが、自炊するメリットが少なくなった気がします

”自炊 vs. レストラン”

自炊のメリット
・好みのメニュー
・安い
・量が多い
・味が自分好み

自炊のデメリット
・自分で調理、後片付け
・メニューは自分のレパートリーのみ
・材料数が少ない
・場所に依っては欲しい材料が買えない

レストランのメリット
・お金を払えば食べれる
・其の地の郷土料理
・品数が多い

レストランのデメリット
・どこにでもある訳ではない
・メニューがどこも似てる
・当たり外れがある
・量が少ない
・高い
・野菜が少なめ


経験的に羅列した結果が上記
物価の低い国エクアドルやペルーに来て、明らかにレストランの値段が下がりました
自炊しようとすると、材料費で少し安いくらいになってます
量は多く作れますが、品数は多く作れないし、具材の種類も随分限られます
レストランでは、スープとプレートで割と量は多くて、200円から300円くらい
野菜が少なく、メニューも一辺倒なのが最大のネック

まぁ、この辺りの国では野宿でもしない限り安くお腹いっぱい食べれる、というお話でした

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