2014年11月19日水曜日

Valsas 60km手前→Celendin 

昨晩はたっぷり寝たので、すっきりと目覚める朝
寒いので手持ちの服を着れるだけ着込んで、下ります
流石にそろそろ長ズボン買わないとダメかな

そこからは60kmずっと下りです
雲が山を包み、時々そこから覗かせる山の姿にいちいち心を動かされます
道路は一車線半位で見通しの悪いカーブが沢山あって、ガードレールすら無い
景色を横目に見ながらも新調に下ります


朝から過ごすぎ。声が出てテンション上がりっ放し






道幅が凄く狭くて怖い




ここの道路、下りってことも含めて”ベストロード”かも知れません
アンデス山脈は本当に様々な印象を持った山があって、それぞれが素晴らしい個性を持っています
山頂付近の景色から徐々に変化し、ごつごつした無骨な山から低い木々の生えた草原のような山へと目紛しく遷移します
下りなのが勿体無い位の景観です
昨日、暗がりの中頑張って下りて来なくて良かった


見事な九十九折りの道路






下りに下って、淵にあたる場所にある街Valsas(バルサス)に到着
レストランと商店が数件あるだけの小さな街です
久しぶりにありつけるまともな食事。やっぱりご飯が”もちっ”としていて美味しい




10時過ぎの段階で60km走破。しかもノーダメージ
最長記録が出ると思いきや、そうは問屋が下ろさないのがアンデスの山岳
橋を超えると登坂開始。標高差は2,100m
バルサスが標高900mなので、3,000mまでずーっと上りです




流石標高900mです。かなり暑いです
さっきまでありったけの服を着ていたのが信じられない
序盤は白い砂とサボテンが立ち並ぶコースです
こうまで景色が様変わりすると、気分も新たに走れます



谷にあたる部分に築かれた街バルサス。本当に小さな街だ

2,000m頑張って上ろうかね

サボテンと岩がゴロゴロ転がっている

高い所と低い所の景色は全然違う

トンボがいた。季節とかもうよく分からん


小さい白い点々は家。ペルー人の向上が凄まじ過ぎる



勾配は昨日と同じ位緩いです。緩くっても上りだけど
1,000mは割と順調に進めたけれど、大分しんどくなってきました
目の前に現れた九十九折りに驚きつつ、くるくる無心でペダルを回します


途中に”El Limon”と言う街があった。ここで、約1,000m上った事になる

前の山にうっすらとした線が道路。端から端までで1km弱ある







写真左の低くなっている所が峠。果てしなくて泣けてくる


峠の数キロ手前で虹を発見しました
しかも、上は見えないけれど”アーチ”になってます
今日は頑張ったからこれくらいのご褒美を貰ってもいいですよね







完全なアーチじゃ無いけれど、両側に虹が掛かっている。超広角レンズ持ってて良かった


この道路なんですけど、何と今日全ての高低を一度に見る事が出来ます
奥の山にうっすら見える道路、バルサスの街
2,000mの上りも含めて”ベストロード”です
基本的に絶景で、九十九折りの度に角度を変え、高さを変え、余す事無くこの自然を堪能出来ます


今日下って来た道路から上って来た道路までを一望出来る珍しい場所

標高差2,000mは凄い事だな



そして峠越えです。Celendin(セレンディン)の街が見えます
いや、勾配が緩いとは言え、本当に2,100mアップ出来るとは…

一日に2,000mも上れちゃう。そう、ペルーならね

セレンディンに着いたはいいけれど今日はキリスト教の祝日らしく、どこも高くて人も一杯でなかなかホテルが見つかりません
手当たり次第ホテルを回って、二つ星のホテルでs/.15(約600円)を発見
でも、お湯無し。標高3,000m近くでお湯無しって鬼過ぎる
二つ星の基準がどう考えても低過ぎる


日が暮れる頃に何とか峠越え。セレンディンの街が見えます



二つ星のホテル。誰か星奪ってこい


明日も頑張って走らなきゃ

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