2014年11月18日火曜日

Tingo→Valsas 60km手前 

朝起きると、お尻が激筋肉痛です
本当は早起きして、ホステルのおっちゃんが勧めてくれた”Macro(マクロ)”に行く予定でしたが、完璧に寝過ごしました
今日は大きな峠越えがあるので、途中に点々とある観光スポットをスルーします
マイナーな観光スポットを紹介したいだのぬかしていましたが、実は僕少し急いでいます


川に沿った軽いアップダウンの道を進みます
昨日トレッキングした道を眺めつつ、先を急ぎます


凄く格好いい崖壁

川の反対岸へ渡る装置。駆動源は人力というアナログさ


時折雨が降って凄くうざったい。ここが雨と晴れの分岐点



観光名所Laymebamba(レイメバンバ)に到着
峠越えに備えて、ご飯を食べていきます
ペルーに入ってから”お米”がかなり日本に近付いて、しかも安いのでよくレストランで食べてます(スープ付で300円くらい)



中央公園意外は普通の田舎の街

初めて出逢った味のスープ。複雑過ぎて表現出来ない

お米が兎に角美味しくなった


見ての通りのくそど田舎です。平和です


レイメバンバを過ぎると上り坂になります
相変わらず一車線と半分くらいの幅員で、ガードレールも無いです
でも、勾配は随分緩やかです
去年までは未舗装路だったみたいなので、年々改善されている模様


坂の途中、斜面に咲く赤い花がとても綺麗だった











緩い、緩いけど上りなので、辛いものは辛いです
トレッキングの筋肉痛も足を引っ張ってなかなか進めません
ゆるゆる上っていたら、やって来たのは…


まさかのチャリダー!!!


こんなど田舎でチャリダーに逢おうとは露とも思いませんでした
そんでこのド積載量は半端じゃない
まだまだ軽量化の余地有りと頭を悩ませる中、この人…
スペイン語と英語が混じった会話で、彼の放った質問

今からウシュアイアは遅過ぎやしないかい?

仰る通りです
アメリカ大陸縦断編のゴール”ウシュアイア”はアルゼンチンの南端でとても寒い
夏は1月〜3月で、現在11月上旬なので残り5ヶ月で走破しなければなりません
直線距離にしておよそ8,000km
一ヶ月2,000kmを当面の目標としますが、多分4月に食い込むかな、と言う所
6月にゴールを果たした強者もいるようですが…



彼が小さく写真右下に写っています。傍目だとこう見えるのか...


日が暮れ始め、ハンガーノックも襲って来ます
ゆるゆる上っていたらようやく峠が見えて来ました
”Calla Calla”と言う峠を超えたらしいです。海抜3,600m


終わりそうでなかなか終わらない上り坂

陽が沈みそうです。急がなければ...

峠の看板。これがあるだけで達成感が違う


峠を少し超えて先の景色を見てみます
これが、恐らく今まで一番美しいと言える夕陽がそこにありました
寒い、お腹空いた、疲れた。そんな感情が消えてなくなる程、一瞬景色に心を奪われました

自然ってすげぇ…





途中で会ったチャリダーが教えてくれた頂上にある空き家にテントを張ります
とても不気味。これなら外に張った方がいいけど、強風なので仕方がありません
本当は峠を越えて下った先にある街まで行く予定だったので、食べ物がほとんどない
手元にあるのは、クラッカー、オートミール、アボカド、調味料各種…とりあえず混ぜて食べてみる
うん、美味しく無い。けど、ぎりぎり食べられる

明日も壮絶な上りが待っているので、七時に就寝
どうでもいいけど、この建物臭いんだよな…


不気味過ぎる空き家

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