2014年10月12日日曜日

El Cabuyo→La Encaladura 101.6km

今日からいよいよ本格的な上りの始まりです
次の大きな街パストまでの高低を確認した時の恐怖と言ったらありませんでした
兎に角行けるところまで行こうと思います

早起きして七時過ぎには出発します
標高も下がっているので、暑い事必至ですから
朝は涼しくてとても気持ちがいいです。三文以上の得をしているでしょうね

雲が掛かったアンデスも素敵

陽光に照らされた山々はきらきらと輝きます 

もう何か言う必要あります? 凄い、綺麗とか言葉じゃもう伝えきれません


今日も眺めは最高です
度々山中にある街らしきものを見ては、あそこまで行くのか…と、ぞっとします

なぜわざわざ高いところに街築くのか、という質問はタブー

ここらの景色はずっとこんな感じだけれど、飽きないから不思議

細かいアップダウンを繰り返しながら進んでいると、広がる花園
今までのアンデスは強大、荘厳といったイメージでしたが、こんなにも華やかな顔も持っていました
時々一本なり、二本なり見掛ける事はあったのですが、ここまでまとまって植生しているのは始めてです
撮影スポットを見つけては写真を撮るので、進まない事進まない事…
でも、美しい

黄色のペンキをパッと散らした様

如何にも荘厳と言ったアンデスに花を添える黄色の木々に惚れ惚れ

これが本当の贅沢と言うやつだね

ビー玉色の川が更に色を与える。素晴らしいアンデス


いやぁ、暑いです
サボテンも復活しているので、やっぱりこの辺りは暑いのでしょう
サボテンには美しい花が咲くらしいと知っていましたが、こんな感じでニョキっと生えるみたいです
姿形も奇妙ですが、生え方も気持ち悪い

見え辛いですが、斜面の緑色は全部サボテンです 

花の色は橙に限らず、赤とか白とかがあります


遂に上り始めます
序盤のアップダウンで割と体力を削られていて過酷な戦いです
景色は最高に良いのですが、余り写真を撮っていても仕方ないので黙々と上ります
大分上がりました
ガードレールとかの落下防止対策に対する意識が薄いので、ちょっと間違えたら死にます

左側に続く道路だが、あそこが峠ではない。何度も見るこんな風景

もう何、アンデスとか。素敵じゃない

これ、落ちたら救出出来るのかな


ようやく下りになりました
これで1000m標高を上げた事になります
一旦下ったところから再度上り直しになりますが、既に夕方だったので今日は下りたところの街で一泊します

雲が峠で滞留しています。気象が良く分かりますな

山の斜面に造られた道路。人間って凄いね


下っている最中対向車が落石の欠片を弾き、何と頭に直撃
何が起こったか分かりませんでしたが、ヘルメットが軽く陥没してます
ヘルメットしてて良かった
でも、なんかふらふらするので、さっさとホテルで休みます


………………あれ、街がない


気付いたら下り切って、上り直しの行程に突入していました
もう体力も気力も限界です。もう五時過ぎだし
ふらふら漕いでいたら小さな商店があったので宿泊交渉し、無事今日を終えます
お腹が空いたけれど、レストランでもないのでウェハースをかじってお腹を満たします

陽が傾いて来てピンチ。上りは続く

実は、アンデスを横目にキャンプしたかったのよね


-今日の轍-
獲得標高 ; 3,341m
最高標高 ; 1,634m
最低標高 ; 520m

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