2014年8月30日土曜日

本日、何気に旅を始めてから丁度一年が経ちました 本当は昨日だけれど
長かった様な短かった様な気もしますが、

日本で過ごす一年より遥かに長く、濃密で充実していた


今日は、自分で”お祝いしてくれ”と言うのも変な話なので、一人寂しくお祝いしました
インサラータ・カプレーゼ、ペペロンチーノ、そして一人ホールケーキ
カタカナの名前の料理ならお洒落、と言う安直な思惑

なかなか料理も上達したのではないでしょうか?

一人で黙々とお腹いっぱい食べます。本日はカロリー制限なしのご褒美
全然寂しくとかないです。いつも自転車旅行者は”孤独”と向き合う日々ですから
と、皆様からサプライズケーキを頂きました

甘い、甘過ぎます。皆様の暖かさが染みます


それでは、どんな一年を過ごしたのか自分への回想録としての意味合いも込め、写真を見ながら振り返ってみようと思います


/“アラスカ”/

迷い迷い到着したバックパッカー宿

初日にして出会う日本人バックパッカー弟子丸さん
この方にお会いしなければ、不安な気持ちは増大し、どうなっていたか分かりません

僕にとって”奇跡の出会い”でした

僕にとって恩人であり、旅の先輩である弟子丸さんとは今でも時々連絡を取っています
南米の何処かでお会いし、成長した姿を見てもらいたいです





何もかも始めて続きのアラスカでした
フルパッキングで走ったのも初めて、野宿も初めて

アラスカを走っていた頃は、ビザについての知識も無かったので、とにかく急いで走っていました
目的の街が無くて、一日中走った150kmが現在でも最長記録と言うのが驚きの事実です

とにかく何でも”がむしゃら”だった若き頃の自転車旅行者です



/*カナダ*/

景色、人が素晴らしかった国カナダ
北中米を走ってきて、最も好きな国です

丁度紅葉の季節と重なり、いつだって絶景でした
自然と動物が溢れ、冒険心をくすぐらせる道路

ハンガーノックで目の前も見ずこぎ続けました
川の水も飲みました
大雨にも降られました
雨と物価にはいつも泣かされていました


とにかく自転車旅行者に優しい国
カナダでは四回もお宅にお邪魔しました
誘ってもらった数はカナダが一番多いです

道路で手を振って応援してくれたり、ご飯を貰ったりとあらゆる親切をしてもらいました

肌の色や瞳の色など問題にならず、他人に親切する事が出来るカナダ人が大好きになりました





/“アメリカ”/

旅をしてる感が半端でない経済大国アメリカ
カナダの様な自然な景観ではなく、”奇抜”な景色にいつも度肝を抜かれていました

ビザの関係で90日間しかいられないのが悔しい
もう一度走りたい国の大筆頭に挙げられるのがアメリカです

そして、何度でも足を運びたいスケールの大きさが桁違いの自然達。他の国ではこれを感じられません

それまで自転車旅行者とは度々会っていたものの、一緒に走った事はありませんでした。が、
カリフォルニア州で初めてのペアランが実現
たった二日だけでしたが、同じ道路に轍を残す仲間がいる心強さ、安心感を学びました

今後現れるかも知れない、女子チャリダーの為のいい経験でした




/“メキシコ”/
国境という人間が決めた不条理な”線”によって別れる人の生き方を学んだ瞬間でした

初のスペイン語圏に四苦八苦
悪化する治安に不安がいつも付き纏っていました

食事、文化、宗教、町並み、性格全てが新鮮でした
ユカタン半島では、亜熱帯気候の厳しい環境に何度も”死”を身近に感じました

初めての”沈没(一カ所に意味も無く留まる事)”を体験しました
孤独にひたすらペダルを漕ぎ続けた擦り減った精神を療養

久々の日本語に毎日が輝いていました
毎日来ては出て行く日本人に感化され、多角的な視点を持つ事が出来ました

この時の沈没が”氷山の一角”になろうとは、この時は知らなかったのですね


続きは、次の記事で...

0 コメント:

コメントを投稿

ページビューの合計