2014年8月13日水曜日

Yarumal➡︎Medellín 122km/**h

-今日の轍-
アンデス第一の峠も今日で終了です。標高は2000強。からの駄々下りです。
2日間続けての1000mアップが続き、予定距離が120kmという無理行程。
さて、どうなることやら...

朝、目が覚めると7時。確実に蓄積される疲労。
今日はどれだけ走ろうか...

看板 「Medellín 110km」

この時、僕は何故か"逝ける"と思ったのです
考えてみたら、1000mアップが2日続いての110kmは厳しいです

折角上った坂道を1度下ろされ、渋々上り直しになります
今までいた街を見上げるのは、辛いものです

全体的に高地なので、見た目はそこまででも無いのですが、清らかな風が吹き抜けていて気持ちがいいです


空も青いです

続く上り。しかし、意外にも脚は動きます
大分勾配が緩くなったので、助かります

遠くに見えた電波塔がゆっくりながら近づいて来ます
電波塔は基本的に、周囲に遮蔽物がない最も高所に建てられるので、峠の目印になっています
個人的に電波塔が好きです。工学部ですから

綺麗な教会です
田舎の街は、ゆっくりとした時間の流れを感じます
都会は嫌い

まだまだ上りが続きます


ちょっと時間的に厳しくなって来ました。この調子だと夜になる予感
事前によく高低図を見ておくべきでした


あ..........

この山も超えるみたいです。ピンチ
厚い雲も浮かんでいるし

ようやく上り坂に陰りが見えてきました
そろそろ下りに移行しないと、体力的にも辛いです

下りきたー

山の麓に街が見えます。奥の奥まで、霞むまでアンデス山脈が拡がっています

今後、こんなところを走らなければならないのですか...

展望地になっています。ここには...

充実した幸せのオーラが漂っていて、居辛いです
落ちたらいいのに...

待望の下りなんですが、急勾配です。こっち側から来ていたら、上れなかったかもしれ..な...

えっ........

息を切らせながら、必死の形相で坂を上ってくるおじいちゃん
コロンビア人、恐るべし...

フルブレーキしないと死にます
腕がパンプします。クライマーで良かったです
上りも厳しいけれど、下りも厳しいです

陽が少し傾いてきました
急がねば...

坂を下り終えたらメデジンまで、アップダウンが続きます
かなり足にきてます。行けるか?

メデジンの街が見えてきました。斜面に張り付くように街が築かれています

 って、本当は写真を撮ってる暇なんてないです

気付けば夜。高所の夜は早いです。本日は満月です。大きく見えます
って、本当は写真を撮ってる暇なんてないです

夜景が素晴らしいです(カメラの設定ミスで上手く撮れていません)。

星屑を散らばめたように、点々と灯される家々の光が拡がっています

夜も更けているのに、地理感は全くありません
迷っては人に声を掛け、くるくると見知らぬ街を彷徨います

セントロ方向に安宿があるとの情報を元に向かうも、すごい治安が悪そうです

涙目になりながら探し回ります

Nada(無い)

一瞥もくれず断られます。明日は、メデジンで開催されているお祭りの最終日。まずい

明らかに怪しげな安宿を見つけられました
無理は禁物です。疲れました...

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