2014年7月28日月曜日

Panamá City

"パナマ"は、クエバ人の言葉で"魚が豊富"を意味します
人口は約350万人で、ブラジルに次ぐ経済成長率を誇っています
太平洋と大西洋を繋ぐ要所として成長し、今でもパナマ運河に関わる金融業及び不動産、サービス業が主な歳入源となっています

パナマに入って変わったことといえば、商品の多くが海外製品になったことです
アメリカで買っていた懐かしい商品に"Import(輸入品)"と言うシールが貼られて、売られています
パナマは輸出資源がほぼなく、ほとんどを輸入に頼っています
また、海外からの移住者に対し税制措置で優遇し、サービス業としても成長を見せています

また、大都市と郊外の地域格差には閉口する程です
都市部が大きいだけに差も大きく見えるのかも知れません
パナマの田舎の風景

パナマの首都、パナマシティーはラテンアメリカを代表する経済都市
豊かさの象徴'高層ビル'が立ち並んでいます

一方、少し離れた旧市街では、この様子
正直、怖くてここを歩ける自信はありません
なにか"ここはヤバい"と、思考が勝手に足を運ぶのを止めます

その見た目と裏腹に、初等就学率は98%と高い水準です
訪問させて頂いた田舎の学校も、かなりの人数であったし、学校の施設も整っていたことを思い出します
この'98%'を'100%'に近付ける為に尽力している人にもお会い出来ました

1日2ドル以下で暮らす人々は13.8%(2010年)もいるという事実

このビル群を見たら俄かに信じ難いです

農村部で見掛けた中国人経営のスーパーの存在も気になります
パナマ運河建設の際に、大量の中国人が移住しており、中国人はパナマにおいて大きな経済力を持っています
現地労働者を雇わず、自国のマンパワーで諸発展途上国に中国人街を建設することは既に各地で問題となっています。国民のほとんどが第三次産業に従事していることを考えると、頭の痛い問題でしょう

まだまだ、水質汚染やインフラ整備、教育、そして格差是正など問題は山積していますが、"中米諸国の中の優等生"と言われる所以がよく分かりました


ちょっと脱線...

パナマに来てから、数回(3, 4回?)中指を刺されました。大人にも子供にも...
街行く人は僕らを見て'チーノ(中国人)!! チーノ(中国人)!!'と喚きます
僕らが中米を引っくるめてしまうのと同じように、彼等もまたアジア人を'チーノ'と呼んでいるのでしょうが、数割は明らかな蔑視を以ってそう言っているでしょう
外から来た移民が、自分の国を荒らされ牛耳られ、職を追われたりしたら恨む気持ちも分かりますが...

人が誰かを卑しめて優越感に浸りたいのなら、その人は一つの価値観を捨ててしまっている、と思うのです。理解する必要はないのです、ただ知ることを拒否しては自分を発展せしめる糧を失い、小さな人間になってしまいます
それは、両親やあらゆるメディアが彼らを洗脳したからです。即ち、予期方向へと洗脳することも可能な訳です
どうか、小さい人間にならないで下さい、と特に未来明るい子供達に伝えたいです

愚痴になってしまいました、すみません

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