2014年7月17日木曜日

La Chorrera➡︎Ciudad Panamá 41km/**h


-今日の轍-
かの有名なパナマ運河を渡り、海沿いを走ります。多少上りもあるけれど、精神的にも視覚的にも悠々としたライディングが期待できます

今日でいよいよ北、中米編が(ほぼ)終了です
距離の割にだいぶ時間がかかってしまいました
マンゴーの木からの木洩れ陽が眩しいです

支線道路へと乗り換え、パナマシティに着きました
これが有名なパナマ運河(*1)です
教科書にも出てくる程有名な人口建造物です
白みの中へ吸い込まれるような幻想的な写真です....

って、おい!!!!

後で気付いたのですが、カメラの露出設定をいつの間にか変更していたらしく、今日撮った写真のほとんどが'真っ白けっけ'です
ご覧の通り、真っ白です。たくさんこだわりの写真を撮ったのですが、全て無駄になりました(以前にカメラを落としてから、プレビューが見れないのです)

崎山先生が撮っていた写真を使用して、ブログを続けます
崎山先生、ありがとうございます

パナマ運河間を渡す、特徴的な形状の橋です。巨大
この橋を渡れば本格的にパナマシティの中心地へと入って行きます
観光バスも止まる写真スポットになっています
サンフランシスコで見た'ゴールデンゲートブリッヂ'を思い出します

太平洋がお目見え
相変わらず色が汚いです。僅か80km反対側のカリブ海は、きらきらと目映い光を放つ宝石の海と言うのに...

おぉ.......
旧市街の背景に、にょきにょきと地から生えるかの如く高層ビルが伸びています
経済格差を匂わせる風景です

おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!! でかっっっっっっっっ!!!!!!!!!

この高速ビル群は一体...こんなでかい街は初めて見ました。ニューヨークには行ったことが無いけれど、どっちがでかいのだろう
パナマシティのポテンシャルを浴びせかけられた瞬間でした
どんな街なのか心が躍ります

旧市街の魚市場は、日本の援助を受けて開かれたとか(情報が定かでは無いです)
政府開発援助で'水質モニタリング'や'太平洋クロマグロとキハダの資源管理と養殖技術開発'が技術プロジェクトで進行中です。日本のパナマにとって主要援助国で、2009年~2011年までアメリカを抑え一位となっています

目的としていたホステル"ZULYS BACKPACKERS"が見つからず、ピザを喰らいながら'会議'
一息ついてから、近くのホステルへ投宿

そして、晩御飯
ステーキです。旨そうですか? 高そうですか? すげー美味いです。22ドルもします
え、ダイエットですか?
中米編が終わったので、ささやかなご褒美です。いいじゃないか、自転車旅行者だもの...

ホステルに帰ってからも、不健康極まりない食事を永遠に続けます
渦を巻くような、少し耐震性が気になるビルの夜景
北中米を駆け抜け、疲れた身体をジャンクフードで癒します

最期に記念写真を撮るつもりだったのですが、どこをゴールに設定するかで悩んでいたら撮り損ねたので、この写真で御容赦下さい


此似て、北中米編(ほぼ)...完


-中米編-

訪問国 : 9ヶ国(México/Cuba/Belize/Guatemala/El Salvador/Honduras/Nicaragua/Costa Rica/Panamá)
走行距離 : 7,131km
日数 : 166日

総訪問国 : 11ヶ国
総日数 : 318日
総走行距離 : 18,257km


-小笠原優祐の大冒険-

第一期 北南アメリカ大陸縦断編
 序章 終了
 第一章 中米編 終了
 第二章 南米編

第二期 オーストラリア編
 第一章 現地労働とリア充編
 第二章 オーストラリア一周編

第三期 北欧-アフリカ縦断編
 第一章 北欧編
 第二章 欧州編
 第三章 アフリカ編

第四期 欧州-ユーラシア横断編
 第一章 再欧州編
 第二章 東欧州編
 第三章 西アジア編
 第四章 東南アジア編

第五期 帰路
 終章

*1 パナマ運河
 米国土木学会が20世紀の10大プロジェクトの「水路交通」部門に選ばれる程の実力を持ちます。10年もの歳月を掛けて建設され、1914年に開通。今年で丁度100周年を迎えました。アメリカが長きに渡り、"永久租借権"を所持していましたが、後にパナマに返還され、パナマは"3度目の独立"を果たしました。
 太平洋と大西洋を繋ぐ"世界のハブ"として機能し、1トンにつき1ドル39セントの通行料を徴収しています。国内総生産(GDP)の約8割を運河関連で占める特徴的な経済構造を有しています。
 我が国日本はと言いますと、世界第四位の運河利用国です。また、パナマは中南米で最大の輸出相手国でもあります。外交関係は良好で、拡張工事にも8億米ドルを融資しています。パナマシティには、東日本大震災を受けて、日本庭園が造られる程です。パナマ内の自動車の5割は日本車だと言うことにも驚きですね

参考
Wikipedia : http://ja.m.wikipedia.org/wiki/パナマ運河
外務省(分かる! 国際情勢) : http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol100/index.html
外務省(国別地域別情報) : http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kuni/13_databook/pdfs/06-23.pdf

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