2014年7月5日土曜日

Cartago➡︎Mirador de quetzales 49km/**h

-今日の轍-
Cartagoからぐんぐん標高を上げ、最大標高は3300mくらいあります。
この標高を無事に登れれば自己記録更新です
しかし、標高差が70kmで2000mアップは凄まじいです
取り敢えず行けるところまで行ってみます

ラブホテルなので、時間制。朝の7時までなので、バタバタしながら出発
そう、僕等はコスタリカを走っています

知っているけれど、ずっと上りです。街がどんどん小さくなっていきます
序盤の上りがあまりにきつくて、思わず休憩です。もう汗だく
そうそう、僕達の自転車はコスタリカ仕様になりました

ロードバイクの集団に絡まれる崎山さん
"自転車乗りは、自転車乗りに優しい"
例えタイプの違う自転車であろうと、お互いの辛さが良く分かるからかな

もう既に随分標高を上げてきました。雲も近い
吹き荒ぶ風は、'ひんやり'としています

この界隈には山賊が出るらしい
なにか、'アリクイ'っぽいやつも出るっぽい

途中途中休憩を取りながら、堅実に進みます
10km毎くらいにこんなトラックストップがあるので助かります
目まぐるしく変化する山の気候。雨が降る度にお世話になりました

昼を過ぎたところで、気付きました
5時間漕いで、進んだ距離は僅か30kmそこそこ...

今日、峠を越えるのは不可能だ

泣いても喚いても続く上り坂。終わらない上り坂。
'越えられない'と悟った今、気力も下がる一方です

雰囲気さえも更に陰気に...
死へといざなうかの様な道。悪魔の木が林立しています

50km地点にあるホテルに目標を変更し、気分も変えて頑張ります
あと10km。気力で漕ぎます

着きました。ケツァールが見れるらしい。その名も、

ケツァールの展望塔

否が応でも、期待が高まります

小ぢんまりしたかわいい"ロッヂ"です。"ロッヂ"ですよ"ロッヂ"
ちっさなヒーターが置いてあります。ありがたや

外には紫陽花。まだ雨露で濡れています
雲が下に見えます
ここまで登ったと言う自尊心とは裏腹に、自分のちっぽけさを感じます
自然はこんなにも偉大

夕陽に照らされ、違った美しさへと遷移していきます

このキャビンには、ハチドリが居ました。わんさかと。
飼い慣らされすぎて、興醒め...
初めて30cmとかの至近距離で見たのですが、とても鮮やかな色をしてます

そして、ケツァール。
まずは、"ケツァール"の説明をします
メキシコ南部からパナマの山岳地帯に生息する鳥で、「大きく輝いた尾羽」という意味です。手塚治虫先生の「火の鳥」のモデルともなった幻の鳥なんです

ででででで、見れました
美しい色をしてますね。ここでこんなに'運'を使っていいんでしょうか

峠越えまであと、20kmほど
明日も気合入れて行かねば。と思ったけど、プロテイン飲むの忘れました




2 コメント:

  1. ふっ,ふつくしいッ……!!
    こんなに近くに寄っているのに,ここまで優雅に留まっているとは……。

    そしてそのハチドリ,もしや「Magnificent Hummingbird」ではッ……!?

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    1. このホバリング能力、旋回性、そして鮮やかな色彩。。。
      シャッタースピード上げても捉えきれないほど、羽ばたきが速いす

      え、あ、うん、たぶんその、なんたらってやつかとww

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